其の5【姿勢1】

姿勢を正せば人生が変わる！！

★ 姿勢と肩こり・頭痛

「姿勢が悪い＝肩がこる」、算数に置き換えると「1+1=2」みたいなものです。では、何故姿勢がわるくなると肩がこるのか?　姿勢が悪くなると、肩の関節が前に入ってきます。前に入った状態になるとぶら下がった肩を肩の筋肉が支える状態になります。だいたい人間の腕の重さは3～4kgと言われるので、それをずっとブラ下げるとなると当然疲労が溜まります。その疲労がたまって血流が悪くなって硬くなったものが肩こりの正体です。更に、硬くなっているので、筋肉のポンプ作用の働きが悪くなり、脳への酸素や血液の供給量が減ってしまい、それが頭痛にもつながっていきます。この肩こりや頭痛といった症状は必ず治ります。しかし、この症状を治すのはあなた自身の姿勢です。私達や薬(西洋医学)はあくまでも「サポーター」であって「プレーヤー」ではありません。ですが、最初はひとりで立ち向かうには巨大過ぎる敵なので、私達と一緒に「肩こり・頭痛」という的に立ち向かっていきましょう！！

★「楽な姿勢＝良い姿勢」ではない！！

健康診断には引っかからない(内蔵に問題がない)。では何故痛みが出るのでしょう?そのほとんどが、骨盤や背骨の歪みからきています。骨盤や背骨が歪むと、神経や血管が圧迫された状態になります。最初は重さやダルさといった状態なのですが、放っておくと痛みに変わります。ひどい場合にはシビレも合併します

このような状態になるまでには大抵「楽姿勢」の歴史があります。つまり猫背姿勢です。

(下記参照)あなたの姿勢は左の猫背のいずれかに該当していませんか?

 【顔出し型】頸椎が前方に傾斜し、顔を突き出しているタイプ

【前肩型】上腕骨・肩甲骨が前方に傾いてしまっているタイプ

【首無し型】首が肩の中に埋没してしまっているタイプ

【円背型】脊椎が丸まってしまっているタイプ

もし該当しているのなら、今日から、今から良姿勢に取り組んでみませんか?

楽姿勢の歴史にピリオドを！！

★悪い姿勢一覧表

姿勢をよくする際の最大ポイントは「忘れない仕掛け」を作ることです。人間は生物学的に忘れる生き物とも言われます。姿勢が悪くなった時に気付く仕掛けと、姿勢をよくするための仕掛けを作ることをおすすめします。

例・・・携帯の待ち受けを「姿勢」にする。よく目が行く場所に目立つシールを貼っておく。姿勢が良くなった自分を常にイメージするetc・・・

★良姿勢手順

　写真①左　　写真②右

一、肩甲骨を少し寄せて、肩甲骨間を少し緊張させる。

一、写真①のように、耳・肩が直線状に来るように。

一、写真②のように、骨盤を締めるように座る。

一、最後におへそを少し奥にしまいこんでセット完了！！

どうでしょうか?人生が変わりそうな気はしてきましたか?

または、変わるイメージはできましたか?

私たちと一緒に人生を痛みのない健康な状態に変えて行きましょう！！